不思議でしょ・・・同じ体の中の粘膜なのに 違った素材ってねぇ~
ところが この Barrett食道は 食道下部の粘膜が胃から連続して円柱上皮に置き換えられてしまっているんだそうです
そうするとどうなるのかなぁ~
バレット食道は後天的なもので 慢性的な逆流性食道炎を繰り返すとなってしまうんだって・・・
(LSBE)⇒円柱上皮が胃食道接合部から全周性に3㎝以上
(SSBE)⇒3㎝以下
症状としては 食道特有の自覚症状はないらしい
胸やけや呑酸があると 逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアを合併していることがあるんだって・・・
治療法は 逆流性食道炎や発癌の予防を目的として・・・
内視鏡治療で検査時に円柱上皮を除去したり・・・
内視鏡的粘膜切除術(EMR) アルゴンプラズマ凝固法(APC)などがある
手術療法で噴門形成術
薬物療法でPPI(オメプラール、パリエット、タケプロン)が第一選択薬となる
胃酸分泌を抑えて 逆流性食道炎の沈静化を目的とするが 必ずしもバレット食道への移行を抑えられるとは限らない
まぁ 見えないところなので 胃腸専門病院の定期検査は大切ですよね
「ナースのための早引き消化器疾患ハンドブック」参考
0 件のコメント:
コメントを投稿