2009年4月23日木曜日

食道の病気(食道炎)

酸性の胃の内容物が 食道内で逆流することを→「胃食道逆流症(GERD)」って言うんだって!

食道粘膜の炎症や 胸やけや 呑酸(どんさん=苦味を伴う酸っぱい味覚のこと)がある。

食道外の症状もあって、心臓に由来しない狭心症様症状を呈する非心臓性胸痛、咽頭部違和感、咽頭肉芽腫、アレルギー要因の少ない気管支喘息、慢性咳嗽などがある。

GERDは、下部食道括約部(食道と胃の接合部:LES)が緩むため発生する・・・

症状が出るときは 食べてすぐに横になる。
脂肪の多い食品を食べたとき・・・ケーキかな?

治療としては 1回の食事量を減らしゆっくり食べる・・・大食早食いは駄目ね・・
食後すぐに寝ころばない・・・食べると眠くなるんだよねぇ~
脂肪類、豆類など消化しにくい食べ物や炭酸飲料を控える・・・ペプシは駄目かぁ~
腹部を圧迫する衣服を着ない・・・コルセットは駄目だね・・・

なんだか・・・当てはまることが多いなぁ~
「ナースのための早引き消化器疾患ハンドブック」参考

2009年4月22日水曜日

食道の働き(食道裂孔ヘルニア)

食道の働きは、 たとえば~ ケーキを食べると食道から胃に送られるんだけど・・・

最初、 食べ物の嚥下時(噛む時のこと)に、上部食道括約筋が反射的に弛緩する。

口側の輪状筋が収縮、肛門側の輪状筋が弛緩する(蠕動運動=ケーキが食道を移動する)

下部食道括約筋が、反射的に弛緩して、ケーキを胃に送り込む。

そうすると、すぐに下部食道括約筋が緊張して、胃酸やケーキが食道内に逆流しないようにするのを防ぐんだって~。

食道裂孔ヘルニア(しょくどうれっこうヘルニア, hiatal hernia)とは、元来腹腔内にあり、食道裂孔よりも挙上するべきでない胃の一部が、胸腔内へ逸脱した病態を指す。逆流性食道炎(あるいは胃食道逆流症: gastro-espphageal reflux disease; GERD)を引き起こすことがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

食道裂孔ヘルニアは、高齢者肥満者に多いらしい。主症状はやけだって・・・
「ナースのための早引き消化器疾患ハンドブック」参考

食道の病気(たばこも恐い)

食道は、咽頭をつなぐ、全長約25センチ、内径2センチの管。その25センチの上から頸部食道、胸部食道、腹部食道っていうんだって。
食道の外側には、奨膜がないため、癌が浸潤しやすい。
になりやすいんですね!
喫煙していると、気管支が近いからか食道癌にもなりやすいそうです。
現在、煙草を吸っている人は、禁煙できたらいいですね。


扁平上皮癌のリスクファクターとして喫煙飲酒香辛料の強い食事などがある。腺癌のリスクファクターは逆流性食道炎(バレット食道)や肥満、特定の薬物による長期治療がある。日本では、60歳代の男性に好発し、男女比は、3:1程度である。また、食道癌全体の93%以上を食道扁平上皮癌がしめ、発生部位も胸部中部食道に多いのに対し、アメリカではここ30年ほどで扁平上皮癌の割合が低下し、現在では約半数を食道胃接合部近傍の腺癌が占める。その違いの原因は明らかではないが、ひとつは禁煙による癌発症予防効果が扁平上皮癌の方が高いことが挙げられている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』