2009年6月14日日曜日

食道癌

食道って 3つに分かれているのね・・・
(頸部食道・胸部食道・腹部食道)

日本人は 粘膜表面の扁平上皮細胞から発生する(扁平上皮癌)がほとんどなんだって・・・


そして・・・
男性に多い!!


ちなみに 欧米では 腸上皮から発生するバッレット食道ゆらいの腺癌が多いんだって・・・


危険因子は・・・
たばこ、濃いアルコール!!
あれぇ~ 女性でもありそうだよね???


※ 症状は 嚥下時の違和感、つっかえ感、嚥下困難、胸痛、嗄声(しゃがれ声)、体重減少
検査: 内視鏡でルゴール染色してその後に生検する
     深達度診断のために 超音波内視鏡検査をする
     進行癌の進行度判定や転移診断に CT検査をする


深達度とリンパ節転移などから進行度を決定するのは この表を参考にする・・・

早期癌とは 食道粘膜内に癌がとどまり リンパ節にも転移がないもの・・・
  
早期癌の治療は 内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD
手術療法は 癌の発生部位によって治療法が異なる・・・
開胸手術による食道切除する
頸部・胸部・腹部」の3領域のリンパ節郭清をする
術後、食道の代わりをする再建臓器は胃が多く、再建ルートは胸骨後が多い
放射線療法 又は化学療法との併用で好成績を挙げる
化学療法:抗癌葉のシスプラチンとフルオロウラシル(5ーFU)の併用投与が主流となる
抗癌葉の副作用として 白血球減少、口内炎、嘔気、下痢・・・他に肺炎、腹水などが現れることもある
(ナースのための早引き消化器疾患ハンドブック参考)

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